冷蔵庫問題

昨日は冷蔵庫の庫内片づけに行ってきました。
1か月前に片付けているので手が掛からないと思っていたら甘かった。以前ほどではないにせよ、半分くらいリバウンドしていました。

問題は前回キレイにして終わってしまい、使いやすくする工夫までできなかったこと。
5ドアで高さが180㎝以上あるので、背の高い方でなければ一番上の棚まで目が届きません。棚の奥行きも35cmあり、よく行方不明になって、新しく買ってしまうことが度々あるとのことです。
案の定、使いかけの醤油や麺つゆなどがあちこちから「発見」されました。

消費期限が切れたものや今後も使う予定がないことを確認したものを廃棄し、庫内をアルコール拭きした後、カテゴリー分けして使いやすい位置に戻します。
といっても、使いやすさは人によって様々で、いつ何をどうやって食べるか、暮らし方によって違うので絶対的なルールはありません。例えば、パン派かごはん派か、毎日買い物するかなどをヒアリングします。

実はリビングにはもう1台、飲物やスイーツなど来客のための2ドア冷凍冷蔵庫があり、厚い霜がパンパンになっていました。そこで、不要なものを廃棄した後、霜を取るため残すものをいったんキッチンの大型冷蔵庫に移動することになりました。
作業開始前は1台に入るか心配されていましたが、必要なものだけを残した結果、すべて入れても余裕があります。結局、収納場所が多いほど管理するのが大変で、無駄に買ってしまってまた増えたりと、負のスパイラルに突入していたのでした。

現在は頻繁に来客があることもないとのことで、時々やってくるお子様お孫様のための飲物は各自で取り出してもらうことにし、高齢の方には届きにくい一番上の棚を使いました。
2段目はパンセット(ジャム・バター)とごはんセット(箸休めや漬物など)に分けたトレイ、3段目はスイーツを入れたカゴと未開封の水ボトル、4段目は賞味期限の迫った食品、チルドケースは魚や肉・ハムなど生鮮食材をそれぞれラベリングして入れることになりました。
写真はありませんが、ドアポケットは卵、調味料(カテゴリー分けと位置決めは重要!)、開封済みの飲物のみを入れました。

庫内を片付けた結果、温度設定を「最強」から「中」に変更したこと、1台でも良いのでは?と約四半世紀使っている小型冷凍冷蔵庫の処分を検討するきっかけになったこと、と嬉しい副産物もありました。
冷蔵庫は扉を閉めると魔宮化しやすい収納庫の代表格。
たかが冷蔵庫といえど毎日使うものなので、きちんと管理されていると波及効果はいろいろ現れます。何より、健康に関わる大切な収納庫ですから。