玄鳥去(つばめさる)

2018年9月18日(旧暦:八月九日)
七十二候「玄鳥去」

玄鳥は燕[ツバメ]のこと。
最寄駅近くにあるアパート1階の軒先に、毎年ツバメが巣作りをするのを楽しみにしています。
というのも、ごく普通のアパートの軒先、正確には一室の玄関ドアの上、3メートルも無い高さなので、とても近くで観ることができるからです。どうしてあんなところに毎年作るのか、とても不思議なくらい。
少なくとも朝晩に人の出入りがありますし。(住んでる方、絶対良い人!)

ある朝の通勤時、前を通ると、ヒナを狙うカラスと親鳥のすさまじい戦いに遭遇。低いから両者ともかなりの低空戦で、そのまま歩けば、どちらかとぶつかりそうな勢い!
自然の摂理とはいえ、心情的にはツバメの加勢をしたいところですが、カラスと戦う勇気もなく、また会社に遅れそうだったので、カラスが上空に行ったのを見計らって通り過ぎました。
翌朝、ヒナの気配もあったのでほっと一安心。無事に育って、その年の秋に旅立っていきました。

この地域は、元々、水田や畑も点在する自然がまだまだ残っているところで、数年前に一帯の線路が連続高架となってからは絶好の巣作りポイントとなり、今年はさながらツバメとコウモリの集合住宅のようでした。
あのアパート玄関の巣も、すぐ横の高架下へお引越しだろうなと思っていたら、今年もまたツバメの姿を発見。
もしかすると、アパートの玄関は、守ってくれる人間が多くてカラスが攻撃しにくく、セキュリティばっちりのお宅なのかもしれません。

来年も来てくれることを願いつつ、そろそろ旅立つツバメ達を見送ることにします。