ヤフオクで・・・
いわゆる断捨離というかお片付けの方法として、誰かに譲るという方法がありますよね。
捨てるには忍びなかったり、自分には不要だけど貴重だったりするものを、有償無償に関わらずもらっていただけるのは、手放す側の気持ちもすっきりしやすいものです。
インターネットオークションが生まれる前は、あちこちのフリーマーケット(フリマ)に出品して、もうタダでもいいから持って行って~!という感じで売っていました。
準備している最中から、いただきもののタオルやせっけんを漁るようにして買っていく人がいて最初は驚きましたが、箱入りだと他で売ったりするんですかね。まぁ、昔のことですが。
ヤフオク(Yahoo!オークション)が確立してからは、送料がかかっても売れそうなものや、レアで高値が付きそうなもの、フリマ同様にとにかく処分したいものなど、いろいろ売りまくっていた時期がありました。
コンスタントに売れるものの一つが資格対策本で、合格してしまえば使わないので、曲げたり汚したりしないように使い、試験が終わったらすぐに売るのがコツ。受験年ごとに大幅に変わるものもありますが、「この本のここが役立った」というコメントを書くのも売るコツ。
公使ともに頻繁に入れ替えが激しい小型家電、ケーブル類もよく売りました。仕様や状態、気になるところのアップ写真などをマメに説明欄に入れるとほぼ完売します。
珍しいものとしては、写真左からコピー機、印鑑、作りかけのロボット。
自宅事務所で使っていたオフィス用のコピー機、これは運搬の手配が大変そうだったので、取りに来られる人限定にしましたが、それでも売れないだろうなぁ、と思っていたところ、車で取りに行くという飲食店経営の方が落札してくれました。
精密機械ですから、運んでいるときに何かあって、後日クレームになったらイヤだなぁと心配しましたが、とても良い感じの方で杞憂に終わりました。
真ん中は三文判の山! 何本あったか忘れましたが、すべての名字を商品説明に書くのも面倒だったので、「写真でご判断ください」ということに。意外や意外、けっこう良い値で落札されました。中に何本か珍しい名字が入っていたからでしょうか。
100均で印鑑が買える時代でなかったのも功を奏したのかもしれません。
私、よくディアゴスティーニにはまってしまうことがあり、友人からよくネタにされているのですが、このロボットもそう。
確かディアゴで出した最初のロボット制作だったような気がします。
完成間近でいい感じになってたのですが、あとちょっとのところで作る時間がないまま放置となり、やむなく出品。
日本のどこかに絶対飛びついてくれる方がいると信じていましたが、やはり居た!思いのほか高く落札していただけた記憶があります。
ディアゴはシリーズ全部買うと恐ろしい総額になるので、もちろん元を取るところまではいきませんでしたが。
ネットオークションは良いことばかりではなく、見栄え良く写真を撮ったり、質問にすぐに答えたり、梱包や送り方に気を使ったりと、なかなか手間と時間がかかります。
私はブランド品や貴金属は街中の買取屋さん、誰かに役立ててもらいたいものは寄付寄贈など、いろんな手段を使い分けています。