薩摩琵琶

昨夜、とあるところで薩摩琵琶のライブを観ました。
楽器の琵琶といえば何を思い出しますか?
私は琵琶と言えばこの4面。
(1)教科書にも登場するラクダが描かれた正倉院宝物の「螺鈿紫檀五絃琵琶」(欲しい)
(2)『陰陽師』に登場する怨霊付きの名器「玄象」(漫画版ではカワイイ)
(3)金沢のひがし茶屋街 廓「志摩」座敷に飾られている琵琶(怖くて鳥肌が立った)
(4)雅楽の合奏のときに先生が持ってきてくださる楽琵琶(重い)

琵琶にはたくさんの種類があり、形も奏法もすべて違い、薩摩琵琶だけでもひとくくりにはできないそうです。
昨日のライブは、現代の琵琶法師・後藤幸弘さんが弾き語る怪談2つ。
前半は有名な「耳なし芳一」を基にオリジナルを加えた演目、後半は完全オリジナルの「手つなぎ琵琶爺」で、台風前の湿っぽい暑さが引くほど怖かった。
ブルースを感じる琵琶+語り+唄の世界に引き込まれる感じは、子供の頃に見た紙芝居に近いものがありました。
次は?え?それでどうなるの? とぐぐぐーっと集中するあの感じです。

薩摩琵琶奏者 後藤さんの話では、琵琶を弾き語る人たちは、九州では昭和の中頃まで多くいたそうです。
明治時代に東京に出てきた人たちも多く、いくつかの流派に分かれたとのこと。
しかも、琵琶少女歌劇という今のAKBみたいなのもあり、人気投票権システムは当時からあったと知って驚きました。
今よりもかなり身近な存在であったのですね。

後藤幸弘さんについてもっと知りたい方は 後藤さんのブログを。